動物看護に関する学術集会」にて、事例研究を発表してきました。
演題名は「愛玩動物看護師が実施した人と猫の多頭飼育問題支援における
ガイドラインの活用事例」としました。
国家資格(愛玩動物看護師)となり、主務省(環境省と農林水産省)が示している愛玩動物看護師の業務範囲の考え方では、動物飼養困難者への飼育支援 (家庭訪問、電話等で飼育に関する助言)を行うと普及しています。
今後は動物病院以外での地域活動も、求められることが想定されますし、高齢者とペットなど…子どもの数を上回っているペットの社会的ニーズは、ますます増加すると考えています。ですが獣医療業界では、そのほとんどが動物病院に所属しており、地域に出てくることは、滅多にありません。 だからこそ「わんにゃんぴっ相談室」の活動を、多くの人達に知って頂きたいと思っています。この事例は、その1部に過ぎません。 これから事例一つ一つを丁寧に検討し、地域での「動物看護」を学問にしていきたいと思っています。
今回活用した「ガイドライン」は、環境省策定の「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン~社会福祉と動物愛護管理の多機関連携に向けて~」です。
これまで、感覚や感情で支援していた部分に根拠づけがされたと、とても感じましたし私たち愛玩動物看護師に求めてられていることではないかと考えています。
この事例を通じて、多くに学びと気づきがありました。 *活動実際の詳細は、個人情報に触れるので掲載しておりませんが、事例発表では、背景、なども伝えました。(ここのブログからも分かるかと思います)また人と動物両方の視点で「動物看護目標」と「動物看護計画」を立て実践したことも、ここにはないですが、伝えています。
さいごに・・・本当にありがとうございました。 そしてこれからも、温かく応援下さいますと嬉しいです。 またご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
猫の詳細な活動報告は、こちらから
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